"この声が、明日のあなたをつくります"
2015/6/17
release
松山ケンイチ
主演最新作
映画
主題歌に決定!!
【初回盤】
CD(全5曲)
DVD(全12曲)
UMCK-9746
3,685円 (税抜) / 3,980円(税込)
【通常盤】
CD(全5曲)
UMCK-1511
1,852円 (税抜) / 2,000円(税込)
SABU監督作品
天の茶助
6/27(土) 全国ロードショー
CAST
松山ケンイチ 大野いと
大杉 漣 伊勢谷 友介 田口浩正 玉城 ティナ 寺島 進
原作:SABU「天の茶助」(幻冬舎文庫) 脚本:SABU 音楽:松本淳一
撮影:相馬大輔(J.S.C) 照明:三善章誉 美術:黒川通利 録音:横澤匡広 衣裳:西留 由起子 ヘアメイク:橋本申ニ 助監督:塩崎 遵 制作担当:堀田剛史
VFXスーパーバイザー:大萩真司/藤井義一 グレーディングアーティスト:長谷川 将広 編集:相良 直一郎 音響効果:渋谷圭介/佐藤祥子
企画開発:大成祐爾 ライン・プロデューサー:的場 明日香 音楽プロデューサー:安井 輝 主題歌:Ms.OOJA「翼」(UNIVERSAL MUSIC)
エグゼクティブ・プロデューサー:森 昌行 製作:川城和実/大角 正 コー・エグゼクティブプロデューサー:David Atlan-Jackson プロデューサー:市山尚三
製作委員会:バンダイビジュアル/松竹/オフィス北野 配給:松竹メディア事業部/オフィス北野
©2015 『天の茶助』製作委員会
STORY
天界――。白い霧が漂い、どこまでも続くような広間。そこでは数えきれぬほど多くの脚本家が白装束で巻紙に向かい、下界の人間たちの「シナリオ」を書いていた。人間たちは彼らが書くシナリオどおりに人生を生き、それぞれの運命を全うしているのである。茶番頭の茶助(松山ケンイチ)は脚本家たちに茶を配りながら、そんなシナリオの中で生きている人間たちの姿を興味深く眺めていた。中でも、口のきけない可憐で清純な女性・新城ユリ(大野いと)への関心には恋心にも似た感情があったといっていい。
あるとき、広間の上空に「斬新~」との声を轟かせて白龍が現れる。それは脚本の総指揮でもある「あの方」からのメッセージだった。康夫(今野浩喜)という男のシナリオを書いていた脚本家に「斬新なアイデア」を求められた茶助はその場しのぎのいいかげんな助言を伝えたのだが、それが原因でユリが康夫の車に跳ねられて死ぬ運命に陥ってしまったことを知る。ユリを救う道はただひとつ。シナリオに影響のない天界の住人・茶助が自ら下界に降り、彼女を事故から回避させるしかない。
沖縄――。気がつくと茶助は、エイサー祭りで賑わう商店街の路上にいた。骨董品屋を営む種田潤一(大杉漣)とラーメン店主の彦村ジョー(伊勢谷友介)と懇意になった茶助は、康夫が女性にフラれて車を暴走させるきっかけとなるカラオケ店に向かう。しかし、チンピラに絡まれた上、白塗り顔の異様な警官までもが立ちふさがり、茶助はどうしても康夫に近づけない。どうやら茶助の行動を好ましく思わない脚本家がいるらしい。なんとか茶助はユリのもとへ先回りするが、車を暴走させた康夫にユリ共々跳ねられてしまう。
茶助には天界人ならではの不思議な力が備わっていた。事故から一命を取り留めると、茶助は昏睡状態にあったユリを回復させ、さらに「奇跡の力」の評判を聞きつけた多くの難病患者の治療を次々に引き受ける。苦しい人生を送っている人々を救うことは、その人生を書いた脚本家たちへの茶助なりの抵抗でもあった。やがて、土佐生まれのヤクザであったという生前の記憶も復活し、実の妹の茶子(玉城ティナ)とも感動的な再会を果たした茶助だったが、喜びも束の間、茶助とのイザコザで指を落とした暴力団「紅竜会」の若頭・黒木(寺島進)が密かに刺客を放っていたのだった……。
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